相手に安心感と信頼感を持ってもらうためには話しを聞くこと
ビジネスは売買があって相手が必ずいます。
一人だけでビジネスは絶対に成立しません。
「買ってもらいたい」
「このサービスを受けて欲しい」
これはビジネスをやっていれば誰もが思うことですよね。
そのために会社では営業マンが日夜営業トークで自社の商品を買ってもらうために頑張っているのです。
今回は、営業マン必見です。
ビジネスで信頼してもらうにはまずは相手の話しを聞くことが重要ということについて説明していきます。
信頼されるには?
営業マンに必要な資質ってなんだと思いますか。
「話すこと」
違うんです。
実は
「相手の話しをよく聞くこと」
なんです。
「えーっ!営業マンは話すのが仕事だし、そんなんウソでしょ?」
そう思うかもしれません。
しかし、あなたは営業マンがマシンガントークで話しばかりして売り込もうとしていると思ったりしてイヤな気分になったり逃げてしまった経験はありませんか?
こういった営業は、気の弱いお客さんなら買ってしまうかもしれませんが、絶対に嫌がられます。
スーパー営業マンは相手の話しを聞くところから始めます。
親身になって相手の話しを聞くんです。
これは友達であってもそうですよね。
しっかりと親身になってあなたの話しを聞いてくれる人のことを信頼しませんか?
自分の話しばかりしている人ってイヤですよね。
「あいつに話してもどうせ自分の話しになるしやめておこっと。」
こんな感じで肝心なことは相談しませんよね。
私もサラリーマン時代に営業している時は、相手の話しを聞くというか、聞き出すことに専念していました。
だって相手のことを分からないことにはおすすめできるものがないですから。
だから、まずは相手に全て話してもらうんです。
だから、相手の信頼感を得るにはまず話しを聞くことからはじめましょう。
相手の話を否定せずに受け入れて聞く
相手の話しを聞いてくれてもすぐに否定する人はいませんか?
話しを聞いて否定する人のはこんな人
・でも・・・と言って否定する人
・それは違うと否定する人
・相手のこと自体を否定する人
これでは話すのが辛くなりますよね。
絶対に信頼なんてしませんし、顔も見たくなくなってきますよね。
なぜなら人間は否定されるのが怖いからなんです。
怖い人に話なんかしたくないですよね。
だから、まずは話は否定せずに受け入れてみましょう。
例えば
「この仕事は私にはムリなので担当を降ろさせてください」
と部下から相談がきたとします。
回答
A:「どうした?お前ならできると思ったんだけど何かあったのか?」
B:「はあ?せっかく担当にしてやったのに今さら何言ってんだ」
部下はどっちに自分の気持ちを話すと思いますか?
やっぱり自分の行動を否定する上司には心を閉じてしまいますよね。
だから、絶対に人の話を聞く時はまずは否定せずに受け入れて聞いてみてください。
まず、一度受け入れたことで
「しっかり話しを聞いてくれた」
ということが相手にインプットされて信頼されます。
最後まで相手の話をしっかりと聞く
否定せずに聞くということと同様にもう一つ大事なことがあります。
それが
「最後まで相手の話しを聞く」
ということです。
あなたのまわりにこういう人はいませんか?


ニーズがと話している途中で割り込んで人の話を折るこのサーファーのような人は絶対に信頼されません。
私は小・中・高の学生時代は耳にタコができるほど先生に
「話しは最後まで聞け!」
って言われてきました。
「これか!」
と、サラリーマンになってから分かりました。
最後まで人の話しを聞かない人は絶対に信頼されないのです。
誰かに相談する場合、相談者はアドバイスが欲しいという欲求よりも
「自分の悩みを聞いて欲しい」
「自分の悩みを話したい」
という欲求の方が圧倒的に強いです。
話しを聞いてもらえないと安心感を得ることもできないし、話している人は心が閉じていきます。
自己重要性とか承認欲求が満たされないから全然納得もできないしその話も信頼できなくなるのです。
学生時代に言われてた「話しを最後まで聞く」というのが社会人になっても最も重要なんて驚きかもしれませんが、それくらい人の話を聞くというのは重要なことなんです。
相手に信頼してもらうには話しを聞くことが重要 まとめ
ビジネスで相手に信頼してもらうには話しを聞くことが重要はいかがでしたか?
全ては話しをしっかり聞いてあげないことには絶対に信頼されません。
恐らく、ダメ上司やダメ営業マンなどはそこが決定的にできてないんです。
だから部下にもお客様にも信頼されないのです。
信頼されるためにすること
・否定をせずに受け入れて話を聞く
・最後まで相手の話しをしっかり聞く
この2つができれば相手に安心感を与えることができ、そしてあなたの信頼残高を高めてくれます。
ビジネスでは信頼残高がなければモノは売れません。
その人、その商品に信頼があってはじめてモノが売れるのです。
特に、人対人のビジネスでは特に重要になってきますのでこの2つの考えは絶対に忘れないようにしてください。
この2つを実行することであなたの人望は厚くなってきます。
今日から早速はじめてみましょう。