仕事をするための仕事をするから自分の仕事がどんどん増える!
社会人ならほとんどの人が1日の大半を仕事に費やしています。
起きている時間は全て仕事に捧げているという人もいるでしょう。
しかしながら私は仕事しながらいつも思っていました。
「そんなに仕事しなくちゃいけないもの?」
「こんなに仕事が溜まってる」
だって、本当に大切な仕事って一部だけなんですよね。
特に仕事を増やす悪習慣としては私はこの3つが大きいと思います。
仕事を増やす悪習慣
・やらなくていい仕事をやっている
・自分の仕事が終わっても帰りにくくてどうでもいい仕事を増やす
・苦手な仕事も全部自分1人でやろうと思っている
ドキッとしていませんか?
私はまさにこの悪習慣にハマっていたことがあります。
だから、今回は仕事を増やしてしまう3つの悪習慣について話していきたいと思います。
全然仕事が減らないのはなぜ?いらない仕事が多いから
仕事をしてもしてもタスクは増える一方の人もたくさんいるのではないでしょうか?
「なんで仕事が減らないんだ?」
そんなことを思っていても毎日、毎日増えていくばかり・・・。
これってなんででしょうか?
本当にそんなにマストの仕事ってたくさんあるのでしょうか?
はっきり言います。
答えは「NO!」です。
ではなぜ減らないのか?
これは会社組織の問題が大きいです。
特に日本の企業に多いのですが、古くからの体質で失敗は悪という風潮があります。
口では
「失敗してもいいからチャレンジしよう」
なんて言っても、実際に失敗してしまうと
「何で失敗したんだ!」
「俺も絶対ダメだと思ってた」
などなど、上司や先輩などから失敗を揶揄されてしまうからです。
そのため、仕事がどうしても慎重になってしまい、いちいち報告するためのレジュメを作ったり、承認をもらったりと手間がかかってしまうのです。
この日本特有の悪習がなくならない限りこういった仕事はなくならないかもしれません。
なので、報告の簡素化を考えてみるのが早いかもしれません。
いちいちレジュメなどを作って説明するんじゃなくてまずは上司に相談してみること。
「こんなに報告書などが増えると業務に支障をきたしますので削って構わないものを削って簡素化していただけないでしょうか?」
みたいな感じで相談してみましょう。
この問題に関しては一人で勝手にやめることはできないと思います。
上司に相談するのは本当に気が進まないと思いますが、この報告書地獄から逃げていると、いつまでたってもあなたの仕事は減りません。
相談しないうちは絶対に変わることはないので覚悟を決めて相談してみましょう。
私自身、必要のないものは社長に直談判してなくなったものもあります。
中小企業で社長と話せるような仕事をしているのであれば社長に直接言うのもいいかもしれません。
みんなが仕事しているので仕事が終わっても帰れない
私自身、若い頃はこれが本当にイヤでした。
みんなが就業時間が終わっても帰らないので自分の仕事が終わっても帰り辛いんです。
その結果、仕事を探してやらなくてもいい仕事をやって仕事を増やしていたんです。
サラリーマンなら経験あると思います。
自分が頑張った結果、終わらせているのにまわりが帰らないから帰れない。
本当は、会社ではそちらを評価するべきなのに会社はそうは見てくれないことが多いです。
「遅くまで頑張っているなんて偉いな」
こんなことをいう上司が多いです。
本来なら
「就業中に終わらせるように仕事を段取りしろ」
であるべきなのにです。
「お先に失礼します」が言いにくくなって、何かやる仕事を考えてその結果、仕事を増やしてしまうのです。
これは覚悟を決めるべきです。
「お先に失礼します。」
この11文字を声に出して言うしかありません。
あなたの仕事が増える原因は実は自分で作ってしまっているのです。
仕事を全部自分1人でやろうと思っている
「これは俺の仕事だから」
そうやって自分が苦手なことをやっていませんか。
自分の苦手なことにチャレンジするのもいいと思います。
ただ、それは時間がある時にしないと、ただでさえない時間がさらになくなってしまいます。
例えば、パワーポイントを使えないのにそれを使おうと思って色々調べて自分で作ってたら、時間はいくらあっても足りないです。
覚えるのは会社ではなくて自宅で覚えてくる方が賢い選択ですね。それか仕事の予定が少ない時にてもやるべきです。
忙しい時は、できる人に頼むのが一番。
あなたが2、3時間で作成するものを20~30分で作成してくれます。
申し訳ないならあなたが得意な仕事を手伝ってあげたり、缶ジュースやお昼でもおごってあげたりすればいいじゃないですか。
それができれば絶対に時間短縮できますし、仕事の効率もよくなるので手伝ってくれた人にとっても嬉しいことなんじゃないでしょうか。
チームでやっているんだったら適材適所で得意なことをやって苦手なことを任せればチームワークもよくなります。
私自身、前の職場では画像の加工などが苦手で、おしゃれな画像が作れずいつも試行錯誤しながら他の人の画像などを参考にしながら作成していました。
後輩が画像の加工が得意で10分で作っているところ、私は1時間以上かかっていました。
このままでは自分の時間がなくなると思い、後輩に画像の加工をお願いしました。
「やってあげたかったけど自分でやっているから黙っていました。」
後輩からのひと言でした。
その分、後輩は文章構成が苦手だったので私がそれをサポートしました。
これがチームのあるべき姿ですよね。
今までは商品単位で担当者が全てを担当していたのですが、こうやって分担するようになってから仕事のスピードが明らかに上がりました。
結果、仕事はすごく早く回るようになり部署内のチームワークもよくなりました。
「自己成長のためには全て自分でやるべき」
そういう意見もあるでしょう。
でも自己成長するために忙しい時に一生懸命覚えるなんて絶対に間違っています。それは、暇な時間とか家に帰ってからトレーニングするべきです。
そうでないといくら時間があっても足りません。
「自分でやらなきゃ覚えられないぞ」
という人もいるでしょう。
でも会社にとってどっちが有意義でしょう?
仕事をこなせる量が変わってくるので絶対に分担した方が有益です。
会社はトレーニングを積む場ではなく、利益を上げることが大事です。
だから自分が苦手なことは人にお願いすることは、仕事を時間内に終わらせるためには絶対に必要です。
「人にお願いするのは自分ができないのを認めるのは嫌だ」
こういう人は、どんどん仕事が増えるだけですし、プライドが高すぎます。
そのプライドを捨てないうちは今と同じ状況のまま変わらない日々を過ごすことになるので考え方を変えない限り状況は変わりません。
仕事を増やしてしまう3つの悪習慣 まとめ
仕事を増やしてしまう3つの悪習慣はいかがでしたか?
あなたも思い当たることがあるんじゃないでしょうか。
気付いたと思いますが、改善ポイントは相談、宣言、依頼など覚悟を決めないとできないことです。
仕事を増やさないためのポイント
・上司に相談していらないものはやめる
・「仕事終わったのでお先に失礼します。」と宣言して帰る
・自分が苦手なことは得意な人にお願いする
この3つが仕事時間を減らすカギです。
あなたもいい仕事をするために1つずつ行動してみてください。
絶対に仕事は減るはずです。
・仕事終わったのでお先に失礼します。と宣言して帰る
・自分が苦手なことは得意な人にお願いする
この2つはすぐに実行できると思いますので勇気を持って実行することをおすすめします。
大事な時間をこれ以上ムダに使わないためにも!