バンドワゴン効果で日本人の心を掴む方法
「俺、あのコミュニティに入ったんだ」
「私、イベント・サークルに入ってる」
などなど日本人なら何かしらのコミュニティに入っていることがほとんどです。
こんな自分で希望して入るものだけでなく町内会や社員会など半強制的に入っているものまであります。日本人がが集団を作るのが好きな証拠だと思います。
この集団を利用すると、バンドワゴン効果によって商品も売れやすくなります。
今回は、バンドワゴンを利用した効果的なテクニックについてお伝えしていきます。
そもそもバンドワゴン効果ってなに?
「バンドワゴン効果ってなんか聞いたことあるけどなに?」
こんな方も多いと思いますので、バンドワゴン効果についてまずは説明しますね。
A君とB君の会話です。




続いてCちゃんとDちゃんの会話です。






これがまさにバンドワゴン効果です。
流行りに流されたり、まわりの評価に流されたりといった行動を取ることです。
これらの行動、めちゃくちゃ心当たりないですか?
私は頻繁にこんな行動取ってしまっています。・・・実は上の話しは私の実話です・・・。(泣)
どうしても人の話しを鵜呑みにしてしまって、人がいいと言うものが良く見えてくるんですよね。
特に飲食店など調べないで入ろうとする時、人が入っているかどうかで決めてしまいます。
例えば、ランチタイムやディナータイムの時に人がたくさん入っているのは
「きっと美味しいんだろうな」
という期待を持たせてくれますし、人がいれば安心もします。
私も含めて日本人は長いものに巻かれる人が多いですし、自己主張をあまりせずに人の顔色を伺ってしまう人が多いですよね。
そんな人は、やっぱり人の話しを鵜呑みにしてしまいがちです。
だから私だけじゃなくて日本人には多い行動だなと思っています。
バンドワゴン効果を使うには?
「バンドワゴン効果はわかったけどどうやって使えばいいの?」
こう思っている方も多いと思います。
これ意外と簡単です。
簡単と言うか、結構ショップやテレビ、CMなどで使われているのでそれを参考にしてみてください。
と言っても分かりにくいので例を出しますね。
1、売り切れのため予約の受付をアピールする
あえて少なめに仕入れて、店頭にはサンプルだけ置いて「予約受付中」という方法は効果があります。「売れている感」を演出します。
ネットショッピングではこの方法を取っているショップも多いですね。ただし、仕入れ商品やOEM商品ではネットショップでは他の代替品があるのでオリジナル商品の方が使いやすい。
2、「残り7個」とか在庫数を表示する
あえて在庫数を表示することで売れている感を演出します。
この手法は昔から取り入れられていて、リアル店舗でも通販でもよく使われています。
「急がなきゃ!」こんな気持ちにさせてくれます。
3、購入者の声を集める
通販やテレビショッピングではおなじみの手法ですね。いわゆる口コミやレビューです。あなたも商品の口コミなどで商品を購入したことありませんか?商品の安心を求めるので口コミは絶大な信頼感になります。
バンドワゴン効果というのは、お店や会社の売上の宣伝としてはなくてはならないものなのです。
「みんなが買っているからきっと大丈夫」
「売れているから私も欲しい」
そんなふうに思わせる効果があるんです。
もし、これがなかったら「本当に大丈夫かな?」「騙されていないかな?」といった感情で購入に二の足を踏む可能性があるからお店にとってはとても重要なものです。
あなたもこれらの文言で購入したこともあるでしょうし、逆にそれらがないことで二の足を踏んだこともあると思います。
バンドワゴン効果は、お客様の不安を取り除くためにも必要なのです。
上手にバンドワゴン効果を使うことは売上に影響を与えてくれますが、使い方によってはお客さんを不幸に導くこともできる心理誘導テクニックなので使う際には細心の注意が必要です。
日本人は集団意識が強いのでバンドワゴン効果は最強クラスで効果抜群です。上手に使ってあなたが売りたい商品をアピールしてみてください。